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実兄が三菱軍事財閥の高級幹部である安倍晋三内閣の防衛大臣で、夫が大量の自衛隊軍事株を保有する稲田朋美は夜の開き直り会見で「既に武装自衛隊は政治・選挙に深く関与している。」という主旨を記者団の前で述べた。
震撼すべき腐敗が既に進行していると述べたのである。

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稲田朋美防衛相は27日、東京都板橋区で開かれた都議選の自民党候補を応援する集会で「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いしたいと、このように思っているところだ」「テロ、災害、首都直下型地震も懸念される中、防衛省・自衛隊と東京都がしっかりと手を携えていくのが非常に重要だ」と強調した。
恐るべき発言である。
テロ、災害、首都直下型地震と自衛隊を敢えて並べて明らかに都民を恫喝したものだ。

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都議選板橋区の自民党候補二人は極右日本会議議員懇談会と極右集団・創生「日本」の副会長下村博文の秘書上がりである。
極右カルトと軍部自衛隊が稲田朋美防衛相を使って都民恫喝の発言を行ったのだ。
許されることではない。
候補者は選挙法で立候補辞退が出来ないのなら、都民に投票辞退を発表すべきではないか。

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防衛相・武装自衛隊が都議選を利用して都民を恫喝した。
恐ろしい事態である、
毎月毎月5000億円もの血税が自衛隊によって奪われている恐怖の腐敗構造は遂にここまで来たのだ。(憲法9条がありながら日本国民は軍事費世界第4位・税収の15%の血税を防衛費という完全な詐欺で毟り取られている。)
国民が戦後ずっと望んでいたことを何としても実行しなければならないということが今夜又しても証明された。
自衛隊を武装組織から即時解体して国際救助隊に変えなければいけないということだ。

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軍事ジャーナリストの前田哲男氏
自衛隊法61条は隊員を対象にしているが、大臣も自衛隊の責任者として順守の義務は当然ある」と指摘。「『防衛省、自衛隊、防衛大臣として』と言葉に出して応援したのは法律違反はもとより、常識としてあり得ない。政治家の放言や暴言が続いているが、レベルが違う問題発言だ」(by朝日)
小川敏夫民進党参院議員会長
「国民のための行政を完全に私物化している」

小池晃日本共産党書記局長・参議院議員
これは完全アウト。最も中立的でなければならない自衛隊という実力組織を選挙のために利用するのは全くもって言語同断。防衛大臣を即刻辞職すべき。安倍首相も放置するなら同罪です。

保坂展人‏世田谷区長。ジャーナリスト
こんな発言、聞いたことがない。「なぜ余計なことを言うのか」。発言に自衛隊の中堅幹部は憤る。自衛隊を巡っては、安倍晋三首相が憲法9条に存在を明記する文言を追加するよう5月に提案し、秋に想定される臨時国会で自民党憲法改正案を提出したいと発言したばかり。
、「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いしたい」と街頭演説で発言した問題は、見逃せない。防衛省・自衛隊は自民党支持組織なのか。これまでも、南スーダン問題や、森友学園で答弁で問題視されてきた稲田大臣は、申し開きのやりようのない発言を撤回するだけではすまない。

<ひっ殺してゆけと言った>
  私の連隊である戦車第一連隊は戦争の末期、満州から連隊ごと帰 ってきて、北関東にいた。東京湾や相模湾に敵が上陸すれば出撃する任務をもたされていたが、もし敵が上陸したとして、「われわれが急ぎ南下する、そこへ東京都民が大八車に家財を積んで北へ逃げてくる。
途中交通が混雑する。この場合はどうすればよろしいので ありますか」と質問すると、大本営からきた少佐参謀が、「軍の作 戦が先行する。国家のためである。ひっ殺してゆけ」といった。
 (司馬遼太郎氏著『歴史の中の日本』他より引用)

 「参謀」という、得体の知れぬ権能を持った者たちが、愛国的に 自己肥大し、謀略を企んでは国家に追認させてきたのが、昭和前期国家の大きな特徴だったといっていい。
(司馬遼太郎『この国のか たち<一>』より)

一兵士の軍規違反は、その兵士のみならず、彼の家族や親類にまで影響をおよぼすと恐れられていた。
個人の責任を血族全体に科し、兵士個人に社会的な圧力をかけることで、 結果的に規律を厳守させていたのである。この制度によって、兵士の親の反対を押さえつけ、兵士による逸脱行為はもちろんのこと、いかなる規律違反も未然に防止できたのである。
さらに、警察国家 化が急激に進むにつれて、1940年代までに、国家の政策に批判的な著名な知識人や指導者が次々と検挙・投獄され、国家に反する意見 を公にすることは極めて困難になった。
(大貫美恵子氏著『学徒兵の精神誌』岩波書店、pp.7-8)